レッスン1: Excel関数の基本

セルの参照

相対参照 (A1)

数式を含むセルからの相対位置でセルを参照する。 列や行をまたいでコピーされると自動的に調整される。

C2の式: =B2+5
C2の式をC3にコピー: =B3+5

絶対参照 ($A$1)

固定のセルを指す。コピーしても変更されない。 参照を固定するには、列、行、またはその両方の前に $ を使用する。

C2の式: =$B$2+5
C2の式をC3にコピー: =$B$2+5

混合参照 ($A1 または A$1)

相対参照と絶対参照の組み合わせ。 一方(行または列)は固定で、もう一方は相対。

C2の式: =B$2+5
C2の式をD2にコピー: =C$2+5

基本的な算術関数

SUM 関数

構文 SUM(number1,[number2]...)

引数の範囲またはセットに含まれるすべての数値を加算する。

式: =SUM(A1:A5)
A1:A5 が 1,2,3,4,5 の場合の結果: 15

AVERAGE 関数

構文 AVERAGE(number1,[number2],...)

引数の平均(算術平均)を計算する。

式: =AVERATE(B1:B5)
B1:B5 が 2,4,6,8,10 の場合の結果: 6

COUNT 関数

構文 COUNT(value1,[value2],...)

引数に数値を持つセルの数をカウントする。

式: =COUNT(C1:C5)
C1:C5 が 5,8,“テキスト”,11,13 の場合の結果: 4

MIN 関数

構文 MIN(number1,[number2],...)

値の集合の中で最小の数を返す。

式: =MIN(D1:D5)
D1:D5 が 5,3,8,1,9 の場合の結果: 1

MAX 関数

構文 MAX(number1,[number2],...)

値の集合の中で最大の数を返す。

式: =MAX(E1:E5)
E1:E5 が 2,4,9,3,7 の場合の結果: 9

このレッスンはどうでしたか?